3月から悩まされている右膝のランナー膝。
5月末のフルマラソンで新たに出てきた左ひざのランナー膝。
フルマラソン以前は2~3日安静にしていると膝痛がほぼ解消していたのですが、フルマラソン後はマラソンから1週間経過しても全く治る気配がありません。
来年のフルマラソンでは、「サブ3.5を達成すること!」を目標に掲げているので、早く練習を始めたいのですが、こう痛くては練習を始められません。
ということで、中学生のときぶりに、接骨院(兼、鍼灸院)に行ってきました!
そのときの感想や効果をお伝えします!
時間がない方のために、結果を一言でまとめると、接骨・鍼灸院の効果は「正直わからない」でした(笑)。
詳細に知りたい方は、本記事をどうぞご覧ください!
接骨・鍼灸院の受診を決めた理由~You Tubeの体験談~
ランナー膝に悩み始めてから、ランナー膝を治すためのありとあらゆるYou Tubeを見ました。
「ストレッチやマッサージでランナー膝の回復を早める!」というYou Tubeはたくさんあったのですが、どれを試しても回復しているのかどうなのかがさっぱりわからない・・・。
というか、たぶん効いてない・・・。
そんな中、ランナー膝の体験談なる動画があり、観てみました。
↓ これです。
(前編と後編があります。)
動画を観るのがメンドイ・・・という方のために手短に説明すると、
この方は、ランナー膝(右膝の外側の痛み)に4年間悩まされていた。
ハーフマラソンに定期的に挑戦していたが、レース途中で膝の痛みが現れ、歩くことなく完走したことは1回もなかった。
治すために、ランニングフォームやシューズの見直し、接骨院や整体に通うなど、膝に良いと言われていることは一通りやったが、一向に治らなかった。
治療法を模索し、4年ほど経過したあるとき、膝の痛みが無くなった。
そのとき、やっていたことの1つが鍼灸院。
痛みが無くなってからは、100km走っても痛みが再発することは無かった。
ということです。
この方は、「鍼灸院をおすすめしたい!」というわけではなく、「膝が痛くなる原因は必ずどこかにあるはずだから、根気よくあきらめないでほしい」という思いがあるようです。
僕は、膝痛歴2ヵ月半ほどの浅い経歴ですが、この方の言葉はなんか刺さりましたね(鍼だけに(笑))。
この動画を観て、鍼灸院が1つの解決方法になりうる!と思い、鍼灸院に行ったわけです。
接骨・鍼灸院でしてもらったこと
接骨・鍼灸院では、以下の流れで診てもらいました。
悪い箇所の確認
まずは、悪い箇所の確認から始まりました。
膝の外側と言っても、じゃあ膝の外側のどの部分なのか?膝の外側以外に悪いところはないのか?などを詳細に調べてもらいました。
院長が使用していた器具がなんとも不思議で、「悪いところに触れると痛熱く感じる」というもの。
正常な部分に触っているときは、40℃くらいの温かい感じが伝わってくるのですが、膝を触るときは、体感50℃くらいのものに触れられているような感触で、思わず「アツッ!!!」と声が出ちゃいました。
どうやら人間の「反射」を利用した器具らしいのですが、なんて言う器具なんだろう・・・。
検索してもヒットしない・・・。
器具のことは一旦置いといて、
院長曰く、膝の痛みは根本原因が他の場所にある場合が多い、とのことで、膝以外にも足首周辺や股関節周りなどもチェックしてくれました。
その結果、どうやら膝以外に股関節も悪いみたいで、その器具で腰あたり?を触られたときにメチャクチャ痛熱さを感じました。
今まで腸脛靭帯に対するアプローチをメインでやっていて、全然改善しなかったわけですが、股関節に対するアプローチも必要になってくるみたいですね。
患部の冷却
必要な工程だったのか、それとも、他の患者の治療も並行して治療するための時間稼ぎのためにかは不明ですが、10~15分ほど両膝の痛い部分を冷やす時間がありました。
膝の痛い箇所には炎症が起きているので、冷やすことが大切と教えてもらいました。
温めるのはご法度とのこと。
なんと僕は、「お風呂で温めると腸脛靭帯や膝周りの筋肉が緩むので痛みが引く」という自己理論で、お風呂で膝周りを温めていたのです!(笑)
一応、お風呂上りは痛みが引いていたのですが、院長曰く、一時的に痛みが解消しても、その後悪化し、寝返りをうつときや朝起きた時に痛みがひどくなることが多い、とのことでした。
確かに!!!
まさに寝返りの際や朝起きて階段を降りるときに激痛が走っていました!
院長のおっしゃるとおり!(笑)
ということで、しばらくは湯船につからないこと、そして、お風呂上がりは冷やすことを指摘されました。
関節の動きの確認・調整
10~15分ほどの冷却が終わると、他の患者が帰り、ようやく僕の順番が回ってきました。
やってもらったのは、膝や股関節の動きの確認です。
可動域を確かめつつ、少し調整を加え、可動域を拡大させている、といった感じでしょうか。
僕自身、身体に何か変化を感じたわけではありませんが、院長が言うには、少し可動域が広がったみたいです。
その後は、体重をかけると?「ドン!」と衝撃が加わる「台座」のようなものの上に寝かされ、おそらく股関節周りを調整してもらったんだと思います。
ただ、あまり手ごたえがなかったので、効いているのかはさっぱりわかりません(笑)。
股関節に負担をかけない生活習慣の指導
次は、股関節に優しい座り方、寝方などを教えてもらいました。
特に言われたのが、座り方。
お尻が沈み込むようなソファー、お尻よりも膝の方が高くなるようなイス、あぐら、足を組む、などなど、股関節に負担がかかる座り方を伝授してもらいました。
いろいろ教えてもらうと、自分がいかに股関節に負担がかかるイスや座り方で生活しているかがわかりました。
これを聞いてからは、お尻が沈み込むイス(食卓のイス、ソファー)を止めたり、高さを変えられる仕事用のイスはお尻が膝よりも高くなるように調節したり、イスに座るときは足を組まず、足の裏を床に接地させて座ったりなど、座り方を改善しました。
あとは、寝方。
僕は子供のころから仰向けで寝るのが苦手で、寝るときはうつ伏せか横向きで寝ているのですが、うつ伏せがどうもよくないようで、仰向けか、横向きで寝るように勧められました。
(仰向けや横向きも、枕の高さが合ってないと良くないとのことでした。)
最近、うつ伏せのせいでほうれい線ができやすくなっているのを気にしていて、仰向け睡眠を習得しよう思っていたところだったので、うつ伏せ寝を止めるタイミング的にはバッチリでした。
ですが、やっぱり仰向けだと夜中に何度も目が覚めて、熟睡できない感がありますねー(汗)。
時間をかけて慣れるしかなさそうです。
鍼治療
お次は、待ちに待った鍼治療です。
膝や太もも周り、10km以上走ると少し痛みが出てくる右腰周りなどをやってもらいました。
人生初の鍼だったのですが、なんとも不思議な感じでしたね。
刺すときは全く痛くなくて、少し奥に入れられると、刺された奥のほうに小さな衝撃を感じるような・・・そんな感じでした。
ちょっと気になったのが、僕の思っていた鍼治療は「鍼を何か所にも刺し、その後、数分~10分くらい置いてから抜く」というイメージだったのですが、僕が行った鍼灸院では、「鍼を刺しては抜き、刺しては抜く」というやり方でした。
鍼灸院によって方針が違うみたいですね。
ただ、これが効いたのかどうなのかが全くわからないのです。
鍼をやってもらった当日も、記事を書いている今も、全く身体に変化がないんです。
膝の痛みも変わってません(笑)。
それだけ膝痛が重症ってことなんでしょうか?
鍼は院長と別の方にやってもらったのですが、その方が言うには、鍼はやってから数時間後に効果が出てくることが多く、場合によっては、痛みの場所が他の場所に移動したりすることがあるらしいです!
鍼って不思議ですね(笑)。
とにかく、鍼から丸2日経過しましたが、膝の痛みに全く変化はありません。
湿布
治療の最後に、両膝の痛い部分を冷やすために、湿布を貼ってもらいました。
これにて、第1回目の治療は終了です。
接骨・鍼灸院に行って良かった点・悪かった点
良かった点は、自分の身体の悪い部分を知れたことですね。
僕の場合は股関節。
自分ひとりでYou Tubeを観ながらランナー膝を治そうと頑張っていても、股関節が悪いことは絶対にわからなかったでしょうね。
今回の受診は、それが知れただけでも良い収穫だったと思います。
悪かった点は、膝の痛みが何も変わってないこと、あとは、時間が思った以上にかかったことです。
上記した治療の流れで、待ち時間を含めると、実は2時間以上接骨・鍼灸院にいました。
それだけの時間治療を受けたらちょっとは良くなるだろう、と思うのですが、痛みの程度が全くもって変化していないのです。
膝がそれだけ重症なのかもしれませんが、この点は少し残念でしたね。
次回の治療に期待です。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
2回目の治療後にまた更新します!
お楽しみに~☆
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